太陽高度が低い方が、影により尾根・谷の地形が分かり易い。そこで朝と夕方、豊田市博物館の駐車場から猿投山を撮影した。
まず、朝方の写真(2024年10月20日_朝7時)がこちら。 画面クリックで大きくなります。
(作成2024-11-12)
猿投山には、赤猿峠方面の送電線鉄塔以外、ランドマークが存在しない。このため、豊田市街地から見る猿投山については、猿投山のどの部分が見えているのか、よくわからない。今回は、豊田市街地から猿投山のどの部分が見えているのか同定してみる。
太陽高度が低い方が、影により尾根・谷の地形が分かり易い。そこで朝と夕方、豊田市博物館の駐車場から猿投山を撮影した。
まず、朝方の写真(2024年10月20日_朝7時)がこちら。 画面クリックで大きくなります。
次に、夕方の写真(2024年10月5日_夕方17時)。これら2枚の写真から地形を同定する。 画面クリックで大きくなります。
下の写真は、ひとつ上の写真の中央部を切り取ったもの。
最高点(632m)は、右上のピーク①で間違いないだろう。で、そこから左斜め下に延びる尾根が、東海自然歩道が通る尾根と思われる。この尾根は下方で弧を描いて一度低くなり②、その後、高度を上げて小さなピーク③を作っている。一度低くなったところが、東の宮の鳥居があるところで、小さなピークは大岩展望台の北側の504mピークと推測できる。
この推測を証明するため写真をよく調べると、条件が良い時には、504mピークの東側(右側)に、谷を挟んで観光展望台らしきもの④が確認できるので、ここまでの推論が正しいことがわかる。
上述の内容をもとに、地形図、実際に歩いたGPSデータをもとに地形を同定した(下写真)。画面をクリックすれば拡大され、観光展望台は小屋のようなものが確認できる(緑枠内)。
こちらは、別の日に撮影した観光展望台(紅葉後半の2024年12月12日_夕方16時半)ですが、こちらの方が少し明瞭です。(注:撮影場所が、これまでの写真と100m程異なっています)。
なお観光展望台はこのようなもの→ここをクリック!
ところで最高点付近の地形はわかりにくい。特に、最高点の左側に大木が密集しており目立つが、これら大木が、最高点とカエル岩の稜線の一部なのか、どこに生えているのか、上述の写真では判別できない。

この点について、別の日の写真で回答が出た(撮影場所:博物館の東側)。この日は、カエル岩の稜線から最高点にかけて、雲の影が落ちていた。しかしながら、大木付近は、カエル岩の稜線を背景にした手前の尾根として、日に当たっていた(下写真 画面クリックで大きくなります)。
このことから大木は、市境の稜線ではなく、最高点~東の宮~観察路分岐と続く尾根の延長に存在している可能性が高い。なお、この尾根の向こうに、観察路の「広沢川源流の原生林」が存在するのだろう。
ところで、これまでの写真を見て気づいたことがある。冬季、最高点付近の大木の一部が幅広に落葉している。針葉樹が多いなか、これだけ目立つ広葉樹は現地のどこに生えているのか、猿投山に登って考えた結果、これは東の宮境内のケヤキだろうと推測した。東の宮境内のケヤキは3本の連続していることからも幅広に落葉している状況の説明がつく。なお、これは豊田市の名木No.131で、現地の看板に高さ25mとある。このケヤキの右側が東の宮のお社、左側が自然歩道と観察路の分岐地点となるのであろう。
